忘れる事に無縁の驚愕のヒト50人!?
こんにちは。
物忘れに戸惑う、用務員のオッちゃん、けんぜんです。
逆に、全てのことを覚えてしまい、忘れられない人達のお話。
物忘れも、中々良いかも…と思う。
今日の日経電子ニュースで、全米には約50人の『HSAM』(非常に優れた自伝的記憶)がいて、何十年もの出来事を忘れないでいる人がいると報道。
はじめに
カルフォルニア大学 マッガウ教授が、一人のご婦人(米 30代女性、ジルプライスさん)に…
「1977年8月16日は何があった?」と聞くと、
と即座に答えたそうです。
その他の年号日付をランダムに聞いても、その日にあった出来事を
(例えば、その日は朝寝坊して、母に叱られ急いで学校に向かった。その午後には。。。等と)
詳細に述べることが出来るそうです。
「私は日付を聞くと、その日が見えるんです」と彼女は言いました。
その人のMRI結果
①その脳の秘密は?
彼女は、記憶術を学習したこともなく、特段に記憶する工夫や意識を集中することはなかったそうです。円周率も3.14以上は覚えられないそうです。
不思議な記憶能力を探るべく、今回本人の承諾の元、彼女の脳のMRI検査をしたそうです。
②MRI検査の結果
側頭葉と前頭葉をつなぐ神経線維束の接続がよくて、情報を効率よく伝達できている事がわかったそうです。
余談ですが、別の記事で、天才と呼ばれるアインシュタインの脳の神経線維を調べた結果も、さぞ複雑な脳の構造をしているのだろうという予想を覆して、この神経線維束が普通の人のそれより、単純な構造になっていたそうです。
つまり情報を効率よく伝えることがIQにも関係するのかもしれない、との報告でした。
記憶術とは無縁の彼女
学校の成績は良かったそうですが、別に、円周率の桁数をたくさん覚える能力があった訳でもなく、普通の生活をしているそうですが、ただ、何十年前のことも日付がフックになって、ありありと記憶を思い出す(本人には見える)そうです。
まとめ
私、凡人に生まれ加齢による物忘れは深刻です。一方全ての記憶を忘れるられない事は(羨ましい反面)凡人でよかったと安堵する気持ちもあります(笑)。
なぜなら、(前回のブログにも書きましたが)嫌な記憶や思い出は忘れたいと思う記憶は有ります。が、彼女達の全てを覚えていて、忘れられないのです。
可愛そうな気がしました。
結論。
凡人の物忘れする私は、忘れたら、覚えたい時には何かの記憶術に頼ろうと思いました。