物忘れする脳の『復活』を目指して♡

記憶力低下を実感される方に朗報となる情報をご提供いたします!

記憶力が落ちた?!と心配している方へ。

こんにちは。

 

物忘れに悩む、用務員のけんぜんです。

 

そこそこの記憶力があったと自負していた自分が、年齢と共に物忘れがひどくなってきています(泣)。

 

そもそも、その原因はなんでしょう?

 

理由がわかれば、対策を取れるはず。

諦めるのは、まだ早い?!

 

はじめに

記憶するとは、「記銘→保持→想起」というプロセスを経て、情報を入れて出すことです。

 

結論から。。。

 

物忘れする、記憶力が落ちる、というのは、記憶プロセスの中の、最後の「想起」する力が落ちたことによるものです。つまり、記憶したものを思い出せないことです。

思い出すには、記憶するときに手がかりを添えて情報を覚えるのがコツです。

 

 ①記銘:(情報を一時的に保持する)

五感を通じて、入ってきた情報は、脳の一部である海馬(かいば)に保管されます。

 

海馬の特徴は超精密機械の性能を持ちます。

外形は直径1cm, 長さ5cm程で、大脳の中心部に二つあります。

海馬の情報保持時間は、5秒から1分。

 

エピソードとして、1950年、てんかんの病に罹った男性の海馬を切除する手術を行った後、この患者は何一つ、記憶することが出来なくなったそうです。(患者の昔の記憶はそのまま残っていたそうですが)記憶に深くかかわる「海馬」

 

②保持: (大脳皮質に記憶する)

海馬に保管された情報は短期記憶と呼ばれます。

その短期記憶を脳が重要とした場合に、次の段階の長期記憶倉庫に送られます。

「大切で、重要なことだ」と判断された情報の長期記憶倉庫が、大脳皮質です。

 

さて、どうしたらその情報が大切、重要であると脳に思わせるのでしょうか。

一番効果的なのは、すぐさま繰り返して思い出すことです。(メモも有効)

 

(20分以内の復習の重要性は、私のブログをご参照ください)

https://blog.hatena.ne.jp/takeivyclub/takeivyclub.hatenablog.com/edit?entry=4207112889910648282

 

大脳に直行する場合は、感情のレベルが揺れ動くほどの(喜怒哀楽)刺激があるとか、身に迫る危険、などを感じる想いとか、自分の過去の思い出などにリンクしたものである物などがあげられます。

 

③想起 : (大脳の引き出しから必要な情報を引き出す)

いったん、大容量の記憶装置である大脳皮質に、保持された情報が、記憶を呼ぼ起こす何かのキッカケ (トリガーとか、フックとか言われます)で大脳の引き出しから必要な情報を引っ張り出せるのです。

 

まとめ

物忘れの原因と言われている、記憶をよびおこすキッカケは、記憶する際にその情報に重ね合わせておかなくてはなりません。

 

次回つづく。